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その16 なぜ日本人女性は内股歩きが多い?1

> 先日ハワイに行きましたが、JALのCAはほとんどが東南アジア系の女性。
> ハワイの観光客も台湾や中国系の人達がかなり多くいました。
> そんな中、日本人を見つけるのは簡単。
> それは日本人だけが内股で歩いているから(笑)
> アメリカ人や台湾、中国人で内股で歩いている人はいませんでした。
>
> なぜですかね?
> 足半ブログの記事に取り上げていただければ嬉しいです。


記事内容のリクエストをいただいたので、わたしなりの考察を書きます。




最近の着物雑誌や呉服屋のホームページにも、

「着物や浴衣を着るときは、足のつま先を内側へ向けて、内股ですり足で歩きましょう」

と書いてあります。

【爪先からやや内股にすり足ぎみに歩きましょう。また、歩幅は10cmくらいを目安に、ひざの間が開かないように気を付けて歩きます。】
http://allabout.co.jp/gm/gc/46530/

【ウォーキングの専門家】も仰っていますね。。。



そもそも着物は、日本の民族衣装であり、過去にはすべての日本人が着ていた【普段着】です。


女性が内股・すり足で、1日30~40kmを歩き、家事や育児をしていたのでしょうか?





↓昔ってこんな感じ? というイメージがありますが・・・
1301227471.jpg

現実はちょっとちがいます。

長崎大学附属図書館所蔵の「幕末・明治期日本古写真コレクション」を調べてみるとおもしろい写真がありました。
1374234003.jpg
だいたい200年ぐらい前の日本。
1374234005.jpg
水くみをする女性たち。
1374234008.jpg
こちらはGoogleで探した、大正時代ぐらいの写真。
1377754687.jpg
これはわたしの曾じいちゃん。戦後ですかね。


どうですか?

着物というと、振り袖などの豪華で高価というイメージがありますが、【普段着の着物】は柄も帯もシンプル、足も内股ではありませんよね。

これが普段着としての姿です。

男性も女性も子どもも、みんなが身体を使って仕事をしていた時代です。窮屈な幅の広い帯で仕事ができるわけないのです。

だいたい昭和50年ぐらいあたりから、ほぼ洋服に切り替わったといわれています。サザエさんのフネさんも着物でしたよね(サザエさんの原作は昭和21年~昭和49年に連載されていた)。

【普段着の着物】は消え、【特別な日に着る物】が残った、というわけです。




映画を発明したリュミエール兄弟は、世界各地にカメラマンを派遣し、映像を記録していきました。
明治30年から明治32年ぐらいの日本の映像が、東京国立近代美術館フィルムセンターに残っています。

それがこちら。
1354234357.jpg
着物の裾をみてください。ラッパのように広がっているのがわかりますよね。

自分からみて、逆ハの字で、それも大股で歩いていたそうです。


移動の手段が、徒歩がメインだった時代。

内股でしゃなりしゃなり、なんてちんたら歩いていたら日が暮れます(笑)

こちらのブログもおもしろい。

http://diaryfromn.exblog.jp/2054920


外国人からみても、日本人女性の内股歩きは不思議に思うのでしょうね。


内股歩きはアジア圏でも、正座と並んで、日本特有という感じがします(韓国では、片膝立ちが正座)。



例えば、韓国と日本の「八の字」歩きのちがい。

韓国で「八の字」歩きというのは、相手からみて「八の字」。
日本では、がに股といわれ、敬遠されているアレです(笑)

日本では「内八文字(うちはちもんじ)」(地域によっては外八文字・吉原の「外八文字」、嶋原の「内八文字」といわれていた)という歩き方がありますが、これは自分からみて「八の字」。いわゆる内股です。


「内八文字」歩きは、元々遊女や芸者など、【特別な日に着る物】を着て商売をしていた方々の歩き方です。
ちなみに、「内八文字」は3年ほどかけて習得する「特別な歩き方」だったそうです。



・・・つづく

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その13 【あおり歩行】について

昨日は少しケンカを売った文章を書いてみましたが・・・まぁ買ってくれないでしょうけど(笑)

あおり歩行はいいんじゃないですか?

という意見ももらったのですが・・・そう、あおり歩行はいいんです。

が、

結局、歩き方を調べてみたら、人間の足はあおって動いていた、という【結果】なのです。

過剰に意識して、あのように上半身など、全体を不自然に動かしてまでやることではない、というのが言いたかったのです。

足も大事なんですが、けっして部分で考えてはいけません。

全体から部分。部分から全体。
相互関係ですから、あおり歩行のみで考えてはいけません。

歩行の練習で、足のみで練習(タオルギャザー運動とか)をしていても意味がないです。

もうちょっと全身運動から入るといいのですが・・・

手前味噌で申し訳ないですが、足半を履いて歩くと、勝手に【あおり歩行】になります。
あとはインソールを作るなどの方法もあります。

とにかく歩行を修正したかったら、まずは立ち方。そして、歩くこと!


【あおり歩行】とは、、、

踵の外側が接地し、次に小指の付け根(小趾球部)、拇指の付け根(拇趾球部)、中足趾節関節(MP関節)を屈曲しながら、拇指、示指、中指の足指で蹴り出す。

3D的に見ると、まるで足はボールのように転がっているだけです。
その連続運動は、らせんの動きとして脚に伝わり、両足のらせんは骨盤で1本にまとまり、二重らせん構造でバランスを保つ。

手をボールの上において、この【あおり歩行】してみると、そのように動きます。

この【あおり歩行】が一番最小のエネルギーで長時間の歩行を可能にしている、効率がよい歩き方です。

楽な立ち方は少し外側をむける外旋。自分からみて、逆ハの字。
sisei002.jpg
1333514203.jpg
ということは、上記画像左でよく解説されますが、現実は右ですよね。
t02200293_0480064010627379998.jpg
theme.jpeg
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/10fwc/graph/nagatomo_yuto/index.html

【あおり歩行】については、足底屋さんのブログに大作があるのでお読みください。

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その12 あの頃へ帰ろうか。歩き方も原点回帰

sisei004.jpg
写真を見て、一言。。。

ヒドすぎる

これが最先端のウォーキング教室の歩き方だそうな。


テレビで見て、ウォーキング教室に参加して以来、腰痛と股関節痛になられた方が駆け込まれてきました。

あまりにもおかしな歩き方だったので、どうしたんですか?と聞いたら、そう習ったとのこと。。。

写真モデルはウォーキング教室の講師自身です。
写真左の、立脚中期(片足の状態)に膝を伸展(真っ直ぐ伸ばしてる)・・・おそろしいですね。

写真真ん中は反張膝になっているのがよくわかります。
つま先と膝のお皿は【正面に真っ直ぐむける】・・・とも教えているみたいです。

反張膝の写真
http://www.footcarelab.com/shorei.htm

片足に体重が乗る立脚中期に膝を伸展させると、もろに足に圧力がかかるので、足裏アーチの崩れます。
その不安定さを補正するために、いわゆる『指で地面をつかむ。つま先で蹴る』という動作に切り替わり、全身の姿勢制御に関する筋肉は緊張します。

あとは圧力による、タコ、魚の目、巻き爪、外反母趾といった足のトラブルですね。
sisei007.jpg
この姿勢でランニングをしたら、すぐによくわかります。1kmぐらいで腰か膝に違和感・痛みが出るはずですから。
歩くのはジワジワ壊れるので気がつきづらいですが、走るのは到底無理。
というか、写真見ても、美しくもなく、なんか違和感感じませんか?
走れそうもないですよね。


立ち方に関して補足するなら、つま先と膝のお皿の角度です。
楽な立ち方は少し外側をむける外旋。自分からみて、逆ハの字。
sisei002.jpg
sisei001.jpg
↑このような感じです。

試しに肩幅に立って、つま先と膝のお皿を正面に真っ直ぐむけて、軽く膝を曲げて屈伸してみるとわかります。
膝と膝が近づきます。膝(大腿骨)は内旋(内股)になり、ねじれているのがわかります。


内股で立つのは論外ですが、つま先と膝のお皿を真っ直ぐでも、脚はねじれていることになります。


股関節(大腿骨)が内旋すると、バランスは崩れます。
内股で上から圧力がかかるので、O脚は進み、将来的には変形性膝関節症の予備軍ですね。
非常に危ないので真似しないでください。

また、肩甲骨を引き寄せて、胸を突き出す(張る)姿勢もしています(写真真ん中が一番ひどいですね)。

胸を突き出すと、張力が変化し、おっぱいは柔らかくなります。
試しに胸を突き出した姿勢と背中を猫背にした姿勢で、おっぱいの【張り】を比べてみるといいです。

柔らかくなった、おっぱいは激しい上下運動でたたきつけられ、支えているクーパー靱帯が伸び、おっぱいは垂れます(笑)

クーパー靱帯
http://www.style-science.jp/kirei/vol028.html

さらにこれでランニングをしたら・・・ええ、超垂れます
スゴイ垂れるのではなく、超垂れます
これが現実です。

あの「ワコール人間科学研究所」も46年も研究していて、こんな単純なことを理解していないように思います。上下運動するモノだから、しっかり支える、姿勢矯正下着って・・・


おっと、つい美乳のことになると熱くなってしまいます(笑)

それだけではなく、肩甲骨を引き寄せて、胸を張るということは、背中の筋肉を常に使うので、肩こり・首凝り・筋緊張性頭痛にもなりますよね。


さて、このウォーキング教室は6回で3万円。。。ナニを教えているのやら・・・今の薬漬けの医療と変わらないじゃない?

これを教えている先生もナニか信念がおありなのでしょうが・・・商売の邪魔をするつもりはありませんが、いかんせんダメすぎるので、反論があるなら、直接連絡いただければ、とことん詳しく解説いたします。わたしの整体院にきていただいてもかまいません。

身体の使い方は車の運転と同じで、教える側にはその後を左右する責任があります。

教習所で、
『F1ドライバーのように200kmだしましょう~』
『華麗にドリフトしましょう~』
なんて教えるでしょうか?

子を持つ大人に教えれば、親は子のためを思って、姿勢や歩き方を教えるわけです。
暴走運転する子を量産して、そこまでの責任が持てるのか?

sisei003.jpg
これはとある小学校で行われた姿勢教室の一コマです。
こんな北○鮮みたいな姿勢を平気で教える先生が多すぎます。
オードリーの?
s1312783424.gif

立木に見ると書いて親。
姿勢に関しては『成長の邪魔をしない』が正解かと思います。



では、どうしたら健康やその先の美容が手に入るのか?

もっともっと、シンプルに考えましょう!


赤ちゃんが歩き出すときに、特別な訓練をするでしょうか?

立つのに、筋トレや歩き方の練習を大人が教えますか?

赤ちゃんは歩くときにいちいち足のコトを意識するでしょうか?
意識できる知能は発達しているでしょうか?


そうなんです。誰からも教わらずに、必要な感覚が整い次第、ハイハイから立ち、歩くのです。


感覚をとりもどせ! キーワードは原点回帰

進化の歴史(赤ちゃんの足を考える)

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健康やその先の美容を目指している人は特殊な立ち方や歩き方をしなくても、小さい頃にやっていたことまで戻ればいいだけです。

ただし、モデルを目指している人は、非日常の動きなので練習も必要ですが、痛みや身体の崩れはあります・・・

自転車は練習が必要です。
それは自転車が誕生して、200年も経っていないので、自然にできるモノではありません。
便利な分、ぶつかったときの衝撃は走るより大きいです。
モデル歩きをマスターしたかったら、それ相応の代償を払わなければならないということ。

反張膝も悪いばかりではなく、一流の水泳選手は反張膝です。
短距離のトップ選手も土踏まずは崩れています。
しかし、それでも症状を出さないような、厳しいトレーニングで全体のバランスを取っています。

ようはどこでバランスを取るのか?

日常を普通に過ごすだけなら、赤ちゃんに戻ろう!


直立二足歩行は約500万年の歴史です。
立つ・歩くのシステムはすでに脳に組み込まれていると考えられます。

歩き方は秘伝でもなんでもなく、誰もが自然と身につけています。



閉塞性の履物、姿勢・歩き方の過剰な意識、それによる足の構造の崩れ、補正・代償行為の負の連鎖・・・

赤ちゃんの頃はできていたことなので、その頃まで戻すだけです。

リクエストがあれば、立ち方・歩き方については詳しく書きます。


sisei006.jpg
泉 重千代さん(1865年8月20日) - 1986年2月21日)は、鹿児島県徳之島出身の元世界最長寿人物であり、男性としての「世界最長寿人物」記録はいまも彼が保持している。

120歳6ヶ月で亡くなられた。

その泉さんが115歳の時の足裏写真です。


すばらしい土踏まずですよね。
足で大地を踏みしめていたことがうかがえます。

泉重千代翁・長寿十訓

1 万事、くよくよしないがいい。
2 腹八分めか、七分がいい。
3 酒は適量、ゆっくりと。
4 目がさめたとき、深呼吸。
5 やること決めて、規則正しく。
6 自分の足で、散歩に出よう。
7 自然が一番、さからわない。
8 誰とでも話す、笑いあう。
9 歳は忘れて、考えない。
10 健康は、お天とう様のおかげ。
      (ご先祖さまに感謝)

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プロフィール

松田俊輔

Author:松田俊輔
こんにちは。足半屋主人の松田俊輔ですm(__)m

1978年3月17日生まれ
猫2匹が居候中

趣味/登山(関東百名山に挑戦中)・読書(漫画)・カメラ(写真)・ストレッチ・ライブ巡り・猫のお腹に顔を埋める

好きな食べ物/カレー・餃子・唐揚げ・讃岐うどん・ナマビール

夢/田舎暮らし


仕事は整体師をしていますが、来られる方の足が年々崩れていくコトに危機感を感じて、なにか出来るコトはないかと模索していく中【足半】(あしなか)という昔の履物に出会いました。

足半は記録が残っているだけでも、鎌倉時代から戦後ぐらいまで、ざっと7~800年ぐらいは履き続けられた、普通の長さの半分しかない草鞋です。
約60年ぐらい前までは、農村・漁村で作業用に普通に用いられていました。

今でも、足半は竹皮製・布製が手に入りますが、使い方が【ダイエットスリッパ】のような、つま先立ちを推奨しています。

例えば、【ハサミの刃側】を持つようなモノです。
いくら道具が優れていても【使い方】が間違っていたら、結果がでないだけなく、危険な側面もあります。

残されている文献・資料を基に約1年かけて復元しました。
正しい足半の使い方と足に関する情報を提供していきます。

どうぞ、ごひいきに。

*当サイトはリンクフリーです。

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